アイリストさんとは、マツエクの施術をする職業とされています。
人材不足が常々話題となる美容業界において、特に確保が難しいとされるアイリストさんですが、近年は待遇の良さも含めて、美容業の中でも非常に人気の高い職業として確立されつつあります。
実際にどのあたりが人気の職業なのでしょうか?
アイリストさんになるため、アイリストさんを職業としてする為には、美容師免許が必要となります。
アイリストさんになるための絶対条件となります。
近年は日本のまつげエクステサロンも多く海外で出店をされておりますので、海外のマツエクサロン就業の際には、こちらの免許は不要です。
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ネイリストさんとは異なり、国家資格としての美容師免許が必要となりますので、マツエクに興味があれば誰でもアイリストさんになれるというわけではないのです。
ベースとなる、アイリストさんになるための資格を保持している若い世代がとても少ないため、マツエク業界は常時人不足といった状況が続いております。
美容師免許の習得は、時間とお金がとてもかかります。
では免許を取得後にアイリストさんになるにはどうすればよいでしょうか?
以前はお金を払ってスクールに通い、技術や知識・接客について学び実践の上、就業するといった形が一般的でありましたが、現在は未経験でも給料をもらいながら就業する事が一般的になりつつありますので、ヤル気さえあれば未経験でも受け入れてくれるサロンがほとんどとなります。
未経験者の研修期間も2か月〜長くでも4か月程度となりますので、美容師免許をお持ちであれば、アイリストとしての職業をスタートする事はすぐにでも可能です。
アイリストさんという職業の人気は、同じく美容業のその他ジャンルとの比較といった相対評価で考えるのが一般的です。
例えばネイリストさん。
比較的就業形態等々が近いのがネイリストさんになりますが、給与や待遇面はネイリストさんよりもアイリストさんの方が確実に良いのが一般的です。
施術時間と施術単価、更には材料費等々を考慮すると圧倒的にマツエクの方が利益も出しやすいといわれておりますので、そのまま待遇面や給与面に差が生じる形となります。
ベースとなる国家資格が必要な面からも、人数の少ないアイリストさんの方が待遇面は良くなります。
次によく比較され最もアイリストさんへの転職が多いのが美容師さんやアシスタントさんです。
場合によっては、元アシスタントさん等にはアイリストという職業は、別世界のように論じられることも多いようです。
給与面や待遇面、昇給・昇格のスピードなどは、圧倒的な差があります。
また、近年のアイリストさんは土日休みも取りやすくなってきています。
更には残業なし、居残り練習なしといったオンオフの切り替えもしやすいのも特徴です。
一方でアイリストさんの仕事内容はとても細かい作業の連続で、目肩腰の疲れはよく言われるお話です。
頑張りすぎてたくさんの人数を毎日こなしていると知らず知らずの内に疲れがたまってダウンしてしまうといったこともございます。
ただ、シャンプーなどによる手荒れが無かったり、大変な分、待遇や給与が良かったりといった部分が、不動で人気の高い職業である理由なのかもしれません。
アイリストさんは比較的開業といった選択肢を考慮しやすい職業であります。
マツエクサロンの開業においては、初期投資が他の美容業と比べて少なくて済むこともあり、資格と経験・やる気があれば、独立開業に挑戦する事も決して難しい事ではありません。
良し悪しは抜きにしても、経験1年や2年で開業されるケースもあり、4年も経験があれば独立開業も決して珍しい事ではありません。
独立開業といった選択肢や夢・希望を持ちながら、下積みや経験といった部分でお仕事を頑張ることができる点もアイリストさんの職業の魅力や人気の一つであると思われます。
折角の技術だからいつかは小さくても自分のお店を開きたい…といった方にとっては、アイリストさんは正にピッタリの美容業かもしれません。
美容業全般で言える事ではありますが、特にアイリストさんは細かい作業が多いため、若い世代の方々が活躍しやすい業界ではあります。
少子化などの背景事情も相まって、今後もますます人材が不足されることが予想されています。
美容といった大きなくくりでのお仕事を検討されている方には、アイリストといった職業は、活躍の場が広く用意されている人気の職業ではないでしょうか?