アイリストが大変かどうかとネットで検索する方が多いようです。
アイリストさんは、現在美容師さんやアシスタントさんの転職先の業種として、とても人気の職種です。
転職を検討している際に、マツエク業界を考えた際にはとても気になることかもしれません。
どのようなお仕事でも同様ですが、基本的には大変なお仕事です。
ただ美容業界の中では、やればやるだけ、頑張れば頑張っただけ、やりがいを感じるお仕事だとも言われています。
やりがいについて、まずアイリストさんがよくお話しされるのは、マツエクが初めてのお客様が施術の終わりに鏡を見たときの喜びの表情がうれしくて仕方がないといった、人に本当の感動を身近で与えることのできる技術であるという点です。
マツエクで初めて感じる感動というのは、ネイルやエステといったものよりもインパクトが強く、感動が大きいと言われています。
ましては、マツエク技術は誰でもできるわけではありませんので、厳しい研修を受けたアイリストさんにとってはお客様の感動というのは、何よりもやりがいとなり原動力にもなるのかもしれません。
未経験〜スタートして入客が叶い、施術を重ねることでお客様に喜んでもらえたり次に指名を頂いたりすることでやりがいや喜びは大変大きくなってくるものです。
アイリストさんは多くの場合、ほとんど分業制をとっていません。
もちろん受付が在中しているサロンさんは沢山ありますが、予約・会計といったフロー以外は全て、来店〜見送りまでを一人で担当するものです。
カウンセリング・施術・アフターケアの説明といった流れは、全て1人で担当するものです。
それぞれで別の施術者が担当することは基本的にはありません。
施術前の注意事項の説明からはじまり、カウンセリングの上、施術に入り、仕上がりの確認を経て、アフターケアの説明となります。
全てを一人で担当することは、責任も大きいのですが、やはりやりがいも大きいといわれています。
満足いただけるお客様の笑顔を見て、やりがいを感じ、自信につながり、そして人として成長する、アイリストはそのようなお仕事です。
美容師アシスタントと大きく異なる点はこの点で、1対1の施術の楽しさ・やりがい・責任感はアシスタントは大きく異なるといわれています。
美容師さんからの転職者に多い感想は、やはり給料の面でのやりがいです。
また、施術者としてのデビューが美容師さんと比べてはるかに早いという点です。
アシスタントや補佐・見習いといった概念が、アイリストにはほとんどありません。
ジュニアアイリストとしてのモニター施術はありますが、平均1か月〜3か月の研修を経て、施術することが許されるレベルの技術と接客に達すれば、すぐに施術者としてデビューができます。
本番環境の中で切磋琢磨しながら、技術を磨き成長へとつながっていきますので、日々の成長とやりがいのスピード感は非常に早いものになります。
美容師さんも立ちっぱなしによる足の疲れやむくみがあったり、シャンプーによる手荒れといった身体面での大変さや悩みは多くありますが、アイリストにも同様の大変さはあります。
マツエクの施術は1本1本を手作業で作業していきますので、非常に細かい作業となります。
その為、よく言われるのが「目の疲れ」です。
次いで、目の疲れからくる「肩こり」や「腰痛」といった部分です。
雇用されているアイリストさんは、1日5名程度の施術が平均的と言われています。
頑張る方は1日7名・8名とこなせる方もいらっしゃるようですが、連日の大人数の施術はやはり大変です。
いずれにしても5名であっても、就業日数によっては身体面への影響は少なからずありますので、定期的な肉体面でのメンテナンスは大事であるといわれています。
マッサージやストレッチ、温浴施設や食事療法など、定期的に身体には気を使って就業されることがおすすめです。
アイリストに限らず、上記の美容師さんの例も含めて、美容業界ではこのような身体面での懸念事項はつきものです。
マッサージ師さんでは、指圧による指の痛みがあったり、ネイリストさんであれば同様に細かい作業からくる肩こりや目疲れなど、同じような悩みは皆さんお持ちです。
アイリストに特化した身体的な大きな大変さというのは気にするものはないかもしれません。
またアイリストさんの場合、月8休みが最近は主流です。
美容室の様に月6休みというケースは少ないため、休みがとりやすいという点では身体的な大変さもフォローしやすい環境でもあります。