マツエクの日本でのスタート時期については、正確な時期は公表されていません。
2005年頃より少しづつスタートしたまつげエクステも、2018年で10年以上の歴史を持つようになりました。
長き時を経て、どんどん進化するまつげエクステ。
増加する店舗の本項目では、店舗数にスポットを当ててコラムをお送りします。
美容室などと比べてマツエクサロンというのは、正確な数というのが把握されていません。
メニューとして導入しているサロンの業態が多岐にわたっているため、専門店以外のマツエク導入サロンも含めた場合、正確な数というのは把握ができていません。
マツエクのメニューを導入しているのは非常に幅広い業態となっています。
マツエク専門店はもちろんの事、美容室・ネイルサロン・エステサロン・脱毛サロン・マッサージサロンなど、あらゆる美容サロンにおいて導入されているといっても過言ではありません。
参考データとして、美容室は全国に20万以上あると言われています。
割合としての比較データが少ないのですが、2006年頃の都内のまつげエクステサロンは数えるほどであったと言われています。
エリアは、表参道や銀座といった流行のトレンド発信地を中心にて、それでもそれぞれの都市で2店舗ほどであったと言われています。
現在は銀座だけでも、100以上のマツエクメニューをお持ちのサロン様が存在しているといわれています。
どの程度増えたのかを考える場合、このエリアのみを見てみても10年で50倍以上のサロンが増えており、全国的には50〜100倍程度の増加となっている可能性が高いと思われます。
こちらも実数がないため、正確な数値は公表されていません。
ただ間違いなくマツエクの専門店が最も多く、8割は占めていると思われます。
次いで美容室、更にはネイルサロンやトータルビューティーサロンといった割合だと思われます。
マツエクサロンは現在も新店舗が多くオープンされておりますが、一方で閉店も多くあるといわれています。
実際に都市部では居抜きの物件で、そのまま店名を変えて新たなサロンがオープンすることも多くあります。
美容室と同様に、マツエクの新店舗がオープンする一方で、様々な事情で閉店を余儀なくされるケースも多いと言われています。
近年の閉店理由で多く取り上げられているのが、アイリストさんが辞めてしまう事による人材不足です。
現在の都市部においては、マツエクサロンはある程度の上限数に達しているといわれています。
マツエクサロンの店舗数が、圧倒的に多いのは東京だといわれています。
次いで、大阪や神奈川・埼玉・千葉・愛知・兵庫・福岡といった具合で各都市に点在しています。
一方で、駅別のサロン数では大阪の心斎橋が群を抜いて多く、エリアの面積における密集度合いは大阪の心斎橋が日本でも最も多いのではないかと思われます。
クーポン価格も心斎橋エリアは日本でも最も平均価格が低いエリアです。
都内であれば、銀座・新宿・池袋・渋谷といったエリアが鉄道の乗降者数に比例して市場規模も大きく、店舗数も多いエリアとなっていますが、マツエクメニューを取り扱うサロンの数は、意外と恵比寿エリアが非常に多いと言われています。
理由としてよく挙げられるのが、テナントの安さ。
銀座や新宿といった大都市での駅近物件は家賃も高く、参入障壁も必然的に高くなります。
一方で恵比寿にはデザイナーズマンションを初め商業用の小さなテナントが多く点在しており、プライベートサロンとして小規模サロンをオープンする条件が整っているからと言われてます。
都市部のマツエクサロンは頭打ちの状態に入っているため、今後は地方を中心としたローカルなエリアにて出店が多くなることが予想されます。