マツエクサロンは、立地によって傾向が異なります。
それぞれの地域や立地によって、雰囲気、技術、使用する素材、方向性、こだわりなどは様々です。
サロンナビ調べとなりますが、サイト実績9年目の当サイトから見るマツエクサロンの立地や地域による傾向をまとめたいと思います。
一般的に物価は都市部が高く、地方は安くというのが良く知られています。
都会に行けばいくほど家賃も高く、その他さまざまなサービスや商品は割高になります。
マツエクサロンも同様でしょうか?
これは意外に違います。
基本的には都市部に行けばいくほど、安いサロンさんが多い傾向があります。
もちろん、地方や都市部を外れた小規模プライベートサロンさんは激安という傾向もありますが、地方都市のマツエクサロンさんは比較的割高な事が多くあります。
最も大きな理由は競争原理となりますので、サロンが多ければ多いほど、価格は安くせざるを得ない傾向があります。
立地とマツエクの施術価格については密接に関わっているのです。
技術については、やはり平均すると都市部の地域の方が高いといわれています。
あくまで平均です。
全体のレベルが都市部の地域の方が高いといわれています。
ただ有名店や高技術者のアイリストさんが地方にて開業されていることはたくさんあります。
理由は確かではありませんが、地方サロンの方が技術力が高い場合は、上述の通り単価を高く設定しやすく、単価が高いサービスの提供を続けることで、より高い意識の中でマツエク技術や接客を磨き続けることの出来る環境が整っているからかもしれません。
ただ都市部の場合、回転数や来店数が多い点、競争原理の中で技術力を磨く必要がある為、などといった理由も含めて、全体的な技術レベルは高い傾向にあります。
安かろう悪かろうというのは、現在の都市部のマツエクサロンでは必ずしも当てはまりません。
サロン数の増加によって、相対的に価格を下げる必要性が背景にはあります。
立地や地域によるマツエクの技術レベルは、ある程度関わりがあります。
立地についてはやはり最もサロン開業で大切な部分となります。
◇その駅周辺のマツエク需要
◇駅からの距離
◇近隣の競合サロンの数、価格帯
これらを全く考慮しないという状態での開業は大きなリスクがあります。
施術単価、その地域の平均単価・広告費用・家賃、これらのバランスを考慮して出店が可能かは考える必要があるのです。
立地において最も大きいのがやはり客層です。
美容院なども同じ傾向となりますが、客層に合わせてサロンの雰囲気も変わってきます。
◇オフィス街近くでは、OLさん向け
◇遊び場近くでは、学生さんや若い方〜OLさん向け
◇ベッドタウンでは、主婦の方〜会社帰りの地元の方向け
などといった具合です。
出来るだけ自分に合った雰囲気のサロンがベストでしょう。
アットホームな地域密着サロンや、OLさんばかりのサロンなど客層が固まっているサロンもあれば、大都市のサロン様などはあらゆる層のお客様が来店されますので、逆にどのような方でも大体合うという事もあります。
マツエクサロンの雰囲気や客層は、立地と大きく関わっているのです。
全国的にマツエクサロンは、流行当初に比べると内装や外観への投資というのは少なくなっております。
以前のように豪華なシャンデリアや置物、あるいは内装については最小限の投資という傾向が強いのが現状です。
ただ地域性もあります。
ラグジュアリーが似合うエリア、あるいはラグジュアリーサロンを好む方が多いエリアでは、やはり今もそれ相応の雰囲気や内装のマツエクサロンが多くあります。
通常のエリアでは、全国的には「白を基調とした清潔感あふれる雰囲気」がトレンドになっていると思われます。
清潔感は大前提となりますが、逆に凝った内装、コンセプトがあり統一された雰囲気の内装、白を基調としていない内装は、ある意味挑戦となりますので、個性的でユーモアあるサロンなのかもしれません。
都市部のサロンさんは立地による家賃が高いため、路面店はほとんどありません。
ビル内のサロンが90%以上だと思われます。
またマンション型サロンも非常に多くございます。
特にマンション型の場合は、内装そのままでも対応できるケースも多く、通常の内装というサロンも多くあります。
少し都市部を外れると路面店も多くあります。
マツエクの場合、美容室の様にガラス張りで外からよく見れるというケースは非常に少ないでしょう。
マッサージも同様ですが、施術されている姿を広く見せるものではありませんので、路面店のメリットは少ないのかもしれません。
以上が立地や地域性から考えるマツエクサロンについてでした。