2005年頃のまつげエクステが誕生した時代のマツエクの料金はご存知でしょうか?
なんと1本200円位が通常価格となっておりました。
100本で¥20,000程となります。
高いサロンはもっと高く、今から考えると想像以上に高い価格となりますが、逆に現在は多くのマツエク愛好者にとって通いやすいリーズナブルな価格となってまいりました。
2015年現在のまつげエクステの平均来店価格は、民間調査では¥5,000前後とされています。
初回来店、2回目の来店を加味してもこの価格が平均値というのは、それほど違和感がないのではないでしょうか?
初回のクーポンは、現在ほとんどが他店オフ無料です。
2012年ごろから初回は他店オフが無料という風潮が強まりました。
以前はオフ代は別途かかるのが当たり前だったのですが、サロン側が少しでも他店のエクステユーザー様に来店をしてほしいという想いもあって、他店オフが無料になっていきました。
また、現在はリペアシステムも充実しています。
よほどの事が無い限り1週間の間隔で来店されることはないと思いますが、2週間以内、3週間以内、4週間以内と再来店による特典が多い店が増えています。
まつげエクステには、オフとリペアというメニューが必須となります。
初めてのマツエクであれば、オフやリペアという概念はありませんが、定期的にマツエクを利用している愛好者は、これらのメニューは欠かせないものです。
1か月以内での再来店の場合は、数本〜数十本のまつげエクステが残っていることが多々あります。
その場合は、一旦すべてをオフして再度つけなおすのが一般的です。
あるいは、リペアといって残ったまつげエクステを活かして元の本数に戻す「つけ足しリペア」といったメニューもあります。
まつげエクステが残っている状態での付け直しや再来店において、全部オフしてから付け直すのか、そのまま付け足すのかはサロンの方針によってもまちまちです。
基本的には他店で付けたエクステは、一旦全部オフして付け直すサロンさんの方が割合的には多いといわれています。
そんなマツエクのオフについてですが、流行当時は、オフ代は、ほぼ100%有料となっていました。
現在のまつげエクステサロンでは、初回の来店時のオフ代はサービスとなっているのが一般的です。
フレアーやドールタイプの特殊エクステは、やはりオフするのが大変な作業で時間もかかってしまいますので、別料金となることもありますが、一般的なまつげエクステのオフ代は初回は無料のケースがほとんどになりました。
サロンとしてはできる限りオフ代は徴収せずに、間口を広げて様々なお客様に来店を頂き、そのお店のまつげエクステを試してもらいたいという想いがあります。
また、2回目以降の来店でもそのお店で付けた場合の付け替えオフは無料という店もとても多くなりました。これは再度来店をしてほしいというサロン側の想いとなります。
リペアも同様に低価格化が進んでいます。
定期的な来店については、リペア価格といって安価でつけ足しをし、以前の状態に戻す施術をします。
定期的に通う事で綺麗な状態を保ち、さらにはリーズナブルな価格とすることでオールシーズンで常にマツエクを楽しむことができるのです。
まつげエクステは一体いくらが適正価格なのか?
このような疑問を持つ方も多いかもしれません。
平均価格や初回クーポン価格などが地域でそろっていることも多くなっていますが、やはり適正価格という概念はありません。
原価には、素材はもちろんの事、人件費・広告費・家賃などといったランニングコストや初期投資分の施設への投資コストなど様々な要因も含まれます。
とりわけアイリストは機械ではなく手作業による施術となりますので、技術者としての教育や日々の技術講習といった部分へのアプローチも非常に大事になります。
つまりは教育関連コストも大きくかかります。
行きつけのサロンの価格が適正かどうかは、やはり来店者自身の感じ方になるのではないでしょうか?