サージカルテープとは、普段医療用として使われている伸縮粘着包帯のことです。
まつげエクステの施術においては、経験者ならご存知の通り、目元に貼るテープの事を指します。
マツエク流行当初は、このテープにおいては特にこだわりもなく貼るためのだけのものとして認識されていました。
施術の際にサージカルテープがあれば、目元の皮膚や下まつげと上まつげが同化しないため、細かい作業がしやすくなります。
下まつげを抑える役割があるのです。
加えて、ツイーザーというピンセットのようなものを用いてまつげエクステの施術は行いますが、このツイーザーは先端がとがっている通常のピンセットとは異なるものの為、お肌に直接当たらないようにサージカルテープによってお肌を守る役割もあるのです。
そんなサージカルテープでありますが、当初はこだわりもなく貼るだけのものとして認識していたため、剥がす際に痛かったり、お肌のダメージがあったりといったトラブルやお客様への不便さが課題として上がってきました。
単なるテープを直接肌に貼ることになりますので、やはり美容好きの女性にとっては好ましいものではありません。
上記のような課題を改善するため、マツエク専門の商材会社をはじめサージカルテープは進化してまいりました。
具体的には
◆敏感肌の方でも安心して使えるタイプ。
◆粘着力ができるだけ弱いタイプ。
といった具合で、とにかく剥がす際に低刺激でお肌へのストレスが少ないものがチョイスされるようになりました。
その後更に利便性を追求して進化し、今ではサージカルテープではなく、目元保護シートという剥がすリスクの少ないものが多く採用されています。
目元保護シートの凄い点は、ヒアルロン酸なども配合しているケースもあり、従来の肌へのストレスを軽減する以上に、貼るだけで保湿や美肌効果まで追求する事が出来るようになりました。
特にヒアルロン酸配合の保護シートは別料金となることが多いのですが(大体¥500くらい)、ヒアルロン酸の配合の有無にかかわらず、無料で目元保護シートを提供してくれるマツエクサロンも多数あります。
原則として接着剤を使用していない為、お肌にも優しく肌トラブルとはほぼ無縁のシートとなりました。
施術するアイリストさんの側にとっても重宝される目元保護シートでは、まつげをかき分ける際に見やすくなるという利点もあり、より施術がスムーズに進めることができるのです。
といった具合で、とにかく剥がす際に低刺激でお肌へのストレスが少ないものがチョイスされるようになりました。
マツエク施術の際に、プルプルヒアルロン酸配合の目元保護シートを使う事で、施術しながら保湿と美容効果の得られる正に一石二鳥のシート。
美容好きの方にとっては、マツエク施術の際の楽しみがより一層増す事でしょう。
なかなかセルフでやるには難しいまつげエクステ。
サージカルテープは、セルフエクステにおいても必要不可欠なものとなります。
セルフにてマツエクを装着する際には、目元の下の部分に、目のカーブに沿ってサージカルテープを貼ることで(二枚をクロスして貼ると良いです)、まつげが浮き出て施術がしやすくなります。
このサージカルテープ、使い方によってはとっても便利な美容アイテムになるんです。
その意外な使い道を少し紹介していきましょう。
なんと、このサージカルテープ、シワのばしにも使えるんです。
寝ている時に気になる箇所に貼ることで、簡単にシワ対策ができちゃいます。
ほほのたるみや、ほうれい線の改善に特に効果があるようです。
また、寝ている時に自然に顔に力が入ってしまう、という方のシワ対策にも効果覿面です。
お肌に合わないテープを使うと、肌がかぶれたり炎症をおこしたりする原因となるので、肌の弱い方は粘着力が優しいものを選びましょう。