日々のお手入れにかかせないツィザー。
眉毛を整えたり、ムダ毛を処理したり…。
一見どれを使っても同じように思えますが、実は、ツィザーにもピンからキリで色々なモノがあるんです。
ここではマツエク用のツィザーについて解説いたします。
マツエク用のツィザーは、まつげエクステを施術する際に使用します。
マツエクをツィザーでキャッチして自まつげへと装着するもので、施術には決して欠かせないものとなります。
マツエク用のツイーザーは、先端が鋭くなっているものが主流です。
ほとんどのツイーザーは先端が鋭く細くなっています。
ただ形状は種類も様々で、先端に向かって徐々に細くなるピンセットのようなタイプや、先端に向かってカーブしているタイプや、途中の部分から急に細くなるタイプなど、全く違います。
アイリストさんがマツエクを施術する際には、ツイーザーの指定はありませんので、ご自身に合って最も使いやすいツイーザーを遣うのが一般的です。
アイリストさんにとっては商売道具です。
愛用できる気に入ったものを使用するのが良いでしょう。
よりマツエクを装着しやすく、かき分けの際にも扱いやすいものが自身に合ったツイーザーとなります。
両方の機能性を充実させたタイプもありますが、それぞれで異なったタイプのものを用途毎にツイーザーを保持するのが一般的ではあります。
金属アレルギーのある方などは、継続して使用する事でアレルギー反応が出ることもありますので、素材についても注意して選別されるのがおすすめです。
一般的に好まれやすいツイーザーとは、耐久性に優れて長く愛用できるもので、軽くて高い精度で掴んだり分けたりすることができるツイーザーです。
海外製のものでも決して質が悪いという事はありませんので、国内外も含めていろいろな選択肢の中で検討されるのが良いでしょう。
施術スタイルは多様ではあり、サロンやアイリストさんによっても様々でありますが、一般的にツイーザーにつきましては、利き手で掴む方のツイーザーを持ち、反対の手でかき分けるツイーザーをもって施術するものです。
扱いにおいては、まず消毒は絶対に必須となります。
誤ってマツエク施術の際に落としてしまったら、必ず消毒してから再び施術をします。
床に着いた菌などがわずかでもツイーザーについてしまうと大変です。
交換して新しいものを使用するか、的確な消毒をする事が必要です。
また、ツイーザーはマツエクをつかみやすいように先端が鋭くとがっています。
皮膚はもちろんこと、目周りにおいて誤って先端が触れてしまうのは非常に危険です。
気を抜かずに十分に注意しながら、ツイーザーを手にマツエク施術にあたることが大切です。
特にお客様が施術中に寝てしまった場合などは要注意です。
突然、お顔の位置を変えたり起き上がったりという事もなくはありません。
本意ではなくても誤って先端が触れてしまうと大きな事故にも繋がります。
狭い環境でベッド同士が近い場合など、わずかに横の施術者と触れ合う事でぶれてしまう事もありますので、扱いには十分に注意が必要となるのです。
最近人気の極細タイプの束エクステ「ボリュームラッシュ」の施術においては、通常とは異なる束タイプのマツエクの為、専用のツイーザーも流通されています。
美容師さん同様に用途によって、ツイーザーを使い分けるという事も得策であります。
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シンプルな構造なものの、ツィザーにも様々な物が世の中には存在しているようです。
その中でも変わっていたのが、某森林ネットショップで、お値段2,205円の「レジンツイーザー」。
それもそのはず、なんと作っているのは時計の部品などの精密機器を開発しているスイスのレジン社!
美容用に開発したもので、先端が斜めに隙間なく平面カットされているのがポイント。
平らでグリップ部分は指によくなじみ、力を入れずに上手に操作できるようです。
0.1mmの短い毛だって、これを使えば根元から簡単にスルリ。
値段の価値はありそうです。
コスメブランドアナスタシアの人気ツィザーは、なんと3,675円。
プロ仕様に、先端の角度・握った時のテンションなど全てをカスタムした最高品質の品物のよう。口コミでも、値段に納得という声が多いです。
ツィザーとは、シンプルな構造故に、わずかな変化によって使い勝手が大きく変わる、奥が深いものなのかもしれません。