今ではサロンだけでなく自宅でセルフのまつげのエクステンションをされる人も多くなっているようです。
家でやった方がお手軽ですし、コツさえ掴んでしまえば、簡単にできるようになるので、ラクですよね。
ただ、使うグルーの種類や、コンディションによって、モチや仕上がりの効果が全然違うと言われています。
マツエクはグルーによってまつげエクステを装着しますので、素材とグルーの相性や品質は非常に大事だと言われています。
奥深いグルーについて説明します。
そもそも、グルーとは、まつげとエクステを接着させる、最も大事なツール。
グルー次第でマツエクのモチやデザインも大きく変わってきます。
安全性や持続性はもちろん、自分に合ったグルーを使うことが、綺麗なエクステを実現させることへの近道なんです。
まず一番のポイントとして、自分の施術スピードに合ったグルーを使うことが大切です。
グルーの種類によって、乾燥速度や粘着度などに、幅が出てきます。
例えば、手の動きがゆっくりな初心者の方は、乾燥速度が遅いグルーを使うことをおすすめします。
乾燥速度が速いものを使ってしまった場合、まつげとエクステンションがうまく接合されずに、グルーばかりを二度づけして、見栄えを落としてしまうなんてことにもなりかねません。
反対に、もう慣れたという方は、乾燥速度が速いものを使用して、かかる時間を短縮しましょう。
自分の慣れ方に合ったグルーを使うことで、施術時間や効率、見栄えをアップできることがポイントです。
サロンでは、1種類のグルーしか用意していないという事はまずありません。
お客様に合わせていくつかの種類を用意しているのが一般的です。
アレルギーの方向けのグルーや低刺激グルー、モチ重視のグルーなど、種類も多岐にわたります。
プロのアイリストさんは、グルーについては徹底的に研究し、自分の施術スタイルや使用商材との相性も考慮してセレクトしています。
サロンにて最適なグルーで施術をされるのが最もお勧めとなります。
また、空気中の温度に気を配らなくてはいけません。
湿度や温度が高いと、グルーの表面だけが硬化し、肝心な内側を接着しづらくなるのです。
スムーズにグルーの効果を引き出すために、部屋を適切な温度(22~24℃)と湿度(50〜60%)に保つことが大切です。
こだわりある技術を提供しているサロンでは、湿度・温度はしっかりと計測し、常時適した環境にて施術を提供しています。
一般向けに販売されているグルーと比べサロン用のグルーというのは種類が多様にわたっており、用途や成分、更には原産国など、ものすごい種類のグルーが存在します。
最近では、数種類のグルーが用意され自分に合ったグルーを選択できることがほとんどです。
どのように種類分けされているのか?
◆オイルクレンジングも可能なもの
◆アレルギーが不安な方向けの低刺激なもの
◆とにかくもちがよい!強めのグルー
◆国産にこだわり純国産のグルー
等々・・・種類分けは様々です。
中には医療成分配合の医療の現場でも使用されている、安全なものをPRされているケースもあります。
アイリストさんはマツエクのグルーの知識はパーフェクトですので、施術前には「なりたいイメージ」と自身のタイプに合わせて相談するのがベストでしょう。
また、グルーの使い方にもアイリストの腕の差が出るといわれています。
マツエクは自まつげ1本に対してこのグルーで1本のまつげエクステを装着します。
簡単に言うと「ノリ」のような、接着剤のイメージです。
あるものにあるものを付ける際にはできる限り多くの面で接着剤を載った方が取れにくくなりますね。
それと同じ要領で、エクステも出来る限り多くの面でグルーを付けて装着する方がより丈夫で長持ちするのです。
マツエクやグルーは決して地肌に直接付けるものではありませんので、地肌にはつけないようにぎりぎりのラインで出来る限り多くの面で接着する。これが一流のアイリストの技術といわれています。