まつげエクステのスクールで学び、卒業した後のアイリストになるための道は、主に、まつげエクステを行っているサロンに就職するか、独立して開業するかの2通りがあります。
最近は未経験のアイリストでも就業可能なサロンがほとんどとなりますので、スクールを経験せずに現場での就業からスタートするケースも大変多くなっております。
一方で開業をする場合には、まつげエクステの技術面や接客面だけでなく、サロンを経営するための知識なども必要となります。
何を準備したら良いのか、どんな知識が必要となるのかわからない。
そんな方のために、開業コースを用意していたり、開業するためのサポートを行っていたりするスクールがあります。
まつげエクステに関する知識や技術はもちろんのこと、メニューの作り方や価格の設定の仕方、サロンを開業するための準備の仕方、商材の仕入れ方、経営についてなどを学ぶためのためのカリキュラムも用意されているコースです。
勉強しながら、これからサロンを開業して経営していくのに、必要不可欠な知識までも、しっかりと習得することができます。
サロンをオープンし集客に至るまでのプロセスは、多岐にわたっておりますので初心者の方にはかなり大変です。
加えてお金もかかってきますので、経済面・体力面と共に必要となります。
共同経営やサロンで就業中の仲間とのオープンや、パートナーや姉妹でのオープンなど、一人ではなく、複数人での開業や支援者共にオープンされるのがおすすめです。
物件決めや保健登録、商材の仕入れや実際の集客(広告)まで、一旦経験すれば何てことのないフローも、初めての時はとても手間がかかってしまいます。
スクールでの習得がない場合は、サロンにオープニングスタッフとして就業たり、新店舗のオープンに関わるなどして一連の流れをある程度経験するのもよいでしょう。
現在は、開業サポートとしての充実したコースを用意されているスクールも多々存在します。
サロンを開くための物件探しや販促、ホームページ作成など、開業で必要となることをサポートしてもらうことができます。
また中には、卒業後は、商材を通常よりも安く購入できるスクールや、開業後も相談にのってもらえるスクールなどもあります。
最もスムーズで楽にオープンできるのは、やはりフランチャイズ制度を利用した新規の開業です。
現在は多くのマツエクサロンが、FC加盟制度を設けております。
FCの場合は、物件決めからスタートして、商材・メニュー構成など全て本部が担当してくれます。
広告も含めてあらゆるツールを利用できますので、すぐに施術や経営の態勢に入ることができるのです。
もちろんFCの為、一定の加盟料を収める必要がありますのでこの点はデメリットとなりますが、スムーズなオープンを希望し、円滑なサロン運営を考えている方にはフランチャイズはお勧めです。
こうしたスクールには、知識の豊富なスタッフや講師が在籍しているケースがほとんどですので、安心して開業を目指すことができるでしょう。
カリキュラムやサポートの内容などについては、スクールよって大きく異なります。
また、開業コースのないスクールでも、サポートは行っていることもあります。
様々なスクールの内容を、良く見比べて、必要としていることが学べたり、しっかりとサポートしてもらったりすることのできるスクールを選ぶと良いでしょう。
現在は、以前に比べて技術者が独立してサロンをオープンするケースは減っていると言われています。
あっても小規模で1名〜2名で運営するサロンや、あるいは美容室の一角・ネイルサロンの一角というケースなども非常に多いです。
理由はやはり人材確保の困難さとなります。
以前ほど、人材を確保するのが容易でない為、大規模なサロンの独立開業はリスクが高くなります。
実際の位の年数の経験を経て独立するかという点は、以前よりも長くなっているようです。
以前は1年のサロン経験のない方でも独立されるケースは多かったのですが、近年はほとんどそのようなかたはいらっしゃいません。
大体4年以上、平均すると5年くらいの経験者が独立されているケースが多いのではないでしょうか?
店長経験者などは非常に独立志向が強いケースもあります。
そうでなくてももちろん独立される方は多いです。
どのくらいのアイリスト経験が独立に適しているかは定かではありませんが、最低2年の経験はあった方が良いのかもしれません。