これまでのコラムでも、マツエクのスクールについて多く述べてまいりました。
未経験者のみならず経験者の方も通っているマツエクスクールについて、実際に通う事で、アイリストになるために必要な知識や技術を学ぶことができたり、あるいは更なる知識や技術の向上にもつながります。
アイリストさんは、美容師免許を保持していればどのスクールに通っても問題はありません。必ず通わなくては、アイリストになれないわけでもなく、未経験の受け入れのあるマツエクサロンの求人に応募して技術や知識を習得する事も出来ます。
ただし効率良く、マツエクに関する確立した知識や高い技術力を身につけるには、スクールはおすすめです。
実際に何を学ぶことができるのかは、マツエクのスクールやコースによって異なります。
座学と実技といった分け方をする事も多いのですが、マツエクを装着する技術は、必ずと言って良いほど必要となります。
特段、未経験の方には技術のみの受講というのは少なく、必ずセットでマツエクやまつげの知識も習得する事が一般的です。
まつげの構造や基礎知識を知らずに施術する技術を習得するのは、おすすめはされていません。ある程度の技術力はついても、より良い技術の提供者となるためには、基礎知識の習得は必須となります。
施術するお客様からまつげやマツエクについての難しい質問をされることもありますので、基本的な知識が身についていることで回答が可能になり、信頼にもつながって指名やリピートといったステージへとつながっていきます。
この他では、目やまつげ、衛生管理にする知識や、グルーやまつ毛エクステなどの商材に関する知識、まつげエクステの応用技術やデザインなどを学ぶことができます。
中には、独立開業に必要な知識や、講師として活躍するための知識や技術などを学べるコースや、まつげエクステに関する資格を取得するためのコースもあります。
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独立開業のコースには、他にもトラブル時の対処法や開業にあたっての経営全般の講習もあるのが一般的です。
技術に知識といったマツエクの技術者としての講習だけではなく、開業や独立に至っては、経営者といった立場の知識なしでは難しいといわれています。
スケールの大きなお店を開業するに当たっては特に経営に関する知識は必須となりますが、小さなサロン・個人サロンを経営するのであれば、それほど難しい知識ほどは必要ではないことも多々あります。
税務関係、労務関係、法律関係といった部分は専門家に依頼することで主となるアイリスト業務に専念する事も出来るでしょう。
マツエクのスクールは、夜遅くまで開講していることが多くあります。
昼間は別のお仕事をされていたり、美容師さんをされていたりと様々なケースに対応できるように、通いやすさを追求しているスクールが多くあります。
都合の良い時間に受講できるスクールも沢山ありますので、お仕事をしながらでも、学ぶことができます。
スクールに通う期間は、スクールやコース、1日の受講時間によっても異なります。
最も短いものですと、1日数時間程度で終了するものもあります。
いわゆる1DAY講座と呼ばれる講習です。
初心者のための、簡単な基礎知識講座であったり、アイリストになるか否かについての判断の為の1DAY講習などが該当します。
その他にもパーツ毎の講習(下まつげのみ・スピードアップのみ)も同様に1DAYで終了します。
しかし、基礎から応用までしっかりと身につけられるコースの場合には、半年以上かかることもあります。
稀ではありますが、独立開業までを考慮した講習の場合は、やはり長期にわたる講習となりやすい傾向にあります。
コースや目的によって期間はマチマチとなりますので一概には言えません。
マツエクのスクールでは、マンツーマンや少人数での指導を行っているスクールが少なくありません。
ほとんどのスクールでマンツーマンか、あってもかなりの少人数が一般的です。
そのため、講師に1人1人の技術をしっかりとチェックしてもらうことができるので、確実に技術を向上させることができます。
中には、協会認定の講師が指導していたり、サロン直営で、普段はプロとして施術を行っている講師が教えてくれたりするスクールもあります。
アイリストを目指している方は、ご自分に合ったスクールを見つけて、通ってみてはいかがでしょうか。