まつげエクステは、もちろん半永久的に使用できるものではありません。
サロンでつけたエクステは、時間が経つにつれ負荷がかかり、だんだんに崩れたりしてきてしまうものです。
まつげの生え変わる時期に合わせて一緒に取れてしまったり、様々な理由からまつげエクステだけが取れてしまったりすることがあります。
それでは、まつげエクステは平均的には、どのくらい持つのでしょうか。
まつげには、毛周期というものがあります。まつげが生えてから抜けるまでの周期です。
これは、個人差がありますが、3週間〜4週間くらいだと言われています。
全てのまつげが同じ周期ではないので、2〜3週間くらいになると、まつげエクステのばらつきが気になって、メンテナンスに訪れる方も多いようです。
しかし中には、1ヶ月以上経っても、全く気にならないという方もいらっしゃいます。
マツエクのモチは様々な要因が元となっております。
アイリストさんの技術力、商材の質、グルーのタイプなど…、装着時の部屋の気温や湿度も大事です。
そして持つ期間は、まつげエクステの種類やケアの方法によっても変わってきます。
装着後に普段の生活や自宅でのケア方法などによっても大きく変わってきます。
また選ぶマツエクの種類も大切です。
持ちを良くするためには、軽いタイプのまつげエクステを選ぶことも重要です。
極端に太いものや長いもの、束タイプのものは、より重いために負荷がかかりやすく取れやすくなることも多いです。
素材選びも大事です。
サロンには様々な素材のマツエクがありますが、人気のセーブルエクステはもちが良いという評判のエクステで、軽いだけでなく、自まつげへの接着力も強くなるので、取れにくいとされています。
ケアでは、熱や油分をできるだけ避けて、濡れたら乾かす、こすらない、さわらないということを心がけると、持ちは良くなります。
特にこすったり、さわったりすると、自まつも抜けやすくなるので、要注意です。
マツエクのモチは、グルーと呼ばれる接着剤の種類によっても変わってまいります。
グルーは、自まつげとマツエクを接着するための「ノリ」のようなものですので、これ自体にあまり接着力が無かったり、持ちが悪かったりすればやはり付けてからのモチは悪くなります。
グルーの種類も様々の為、一概には言えませんが、低刺激のものや低アレルギーのものよりも一般的なグルーの方が長持ちしやすいとも言われています。
また、装着時の部屋の環境にも起因し、適度な温度と湿度を保たないとしっかりとグルーが固まらなかったり不完全となってしまい、持ちを悪くする要因にもなるといわれています。
サロンには数種類のグルーが用意されていることが一般的です。
持ちの良いタイプのグルーの場合、刺激が強すぎるケースも多く全てのお客様に推奨をしないことが多々あります。
やや刺激強目でも大丈夫という方は、アイリストさんに長持ちを重視と伝えれば、強めのグルーで施術してくれることもあります。
マツエクのモチには、施術方法も密接に関わっています。
まつげエクステは、自分自身のまつげに1本1本丁寧にマツエクを取り付けます。
その際に接着するために使用されるのがグルーと呼ばれる接着剤です。
施術時に、しっかりと1本1本丁寧にグルーで接着することも大事ですが、できるだけ多い面で接着することが長持ちの秘訣です。
物と物を貼りつけるときに「ノリ」などを使用しますが、1点や2点でなく、できるだけ広い面で「ノリ」を付けるとよりはがれにくくなりますね。
これと同じ要領で、皮膚にはつけないような範囲で出来るだけ広い面で接着することが大事で、これをマスターしているアイリストが腕のいい技術力の高いアイリストといわれています。
まつげエクステが、どれくらい持つのかは、個人差があるだけでなく、つけているまつげエクステの種類やケアの方法によっても異なります。
できるだけ持たせることも重要ですが、きれいな状態を保つためにも、定期的にサロンへ行ってメンテナンスを受けましょう。
いつも付けているサロンのモチが悪い、という方はサロンを変えるのもお勧めです。
またどこのサロンに行っても持ちが悪い、という方はケア方法に問題があるかもしれません。
信頼できるマツエクサロンで詳しく聞いてみるのが良いでしょう。