近年のまつげエクステはデザインに注目が集まっているのが特徴です。
流行当初のただ単につけるまつげエクステから、人それぞれに合ったデザインのまつげエクステへと、趣を変えています。
洋服やヘアースタイルと同様に、マツエクも人それぞれに合ったデザインがあります。
また、それぞれの方に趣味や嗜好、気に入ったデザインというものがあります。
アイリストさんは施術前のカウンセリングにて上記を参考にしながらデザインをしていきます。
そのデザインに最も関わってくるのがマツエクの長さや太さについてです。
一口にまつげエクステと言っても、様々な長さや太さのものがあります。
装着するまつげエクステの長さ・太さによって、仕上がりイメージである目元の印象も、大きく変わってしまいます。
その為、バランスや仕上がりイメージを考慮しながら、これらを組み合わせて最高のデザインを演出していきます。
※ただし、サロンによって、置いてあるまつげエクステの長さや太さは異なるので、予約をする際などに、どのような種類のまつげエクステがあるのか、確認しておくといいでしょう。
まずはマツエクの長さについて。
多くのサロンが使用している長さは、6mmから15mmです。
ざっくりと言うと、長ければ派手目で、ゴージャス系、短ければシンプルで自然体のナチュラル系といった具合です。
1mm単位であるので、全部で10種類ほどになります。
6mmから8mmのものは、主に、下まつげ向きです。
上まつげでは、10mmくらいまでのものを使用すると、自然な仕上がりとなりますが、一般的には、9mmから12mmくらいが人気です。
13mm以上のものは、ブライダルや撮影など、よりはっきりと見せたいときにお奨めです。
顔立ちや元々のまつげの状態など、あらゆる面を考慮しながらベストな仕上がりイメージを導き出していきます。
太さは、0.1mmや0.15mmが使用されることがほとんどです。
こちらもざっくりというと、太ければゴージャスで華やかな印象に、細いほどエレガントなスタイルといった具合です。
0.1mmでは、自まつげに近いので、ナチュラルな感じに仕上がります。
一番人気があるのは、0.15mmで、少しボリューム感のある仕上がりになります。
この他にも、0.25mmくらいまでの太さのものが、一般的に使用されています。
この太さについては近年最も注目が集まっています。
理由はやはり最新技術ボリュームラッシュの流行です。
2015年頃から流行した新しいマツエク「ボリュームラッシュ」は、これまでのマツエクの太さの常識を一気に変える極細エクステです。
その太さは0.05〜0.07mmと従来のマツエクの半分くらいの太さとなってします。
元々の自まつげが上記のような太さが多いため、装着した際には非常に自然な仕上がりであるのが特徴です。
実際の太さや長さの選び方でありますが、まず初心者の方はアイリストさんにしっかりとなりたいイメージをお伝えしてお任せするのが基本的にはオススメとなります。
例えば長くて太いものほど、インパクトは強くなりますが、不自然になりやすいというデメリットがあります。また、取れやすくなってしまいます。
経験の長い方であればある程度の予想はつきますが、初めてのマツエクという方は、太さ・長さの選択は難しいと言われています。
また、
自まつげの長さや太さに合わせたまつげエクステを選ぶと、持ちが良く、自然な感じに仕上げることができます。
イメージ通りに仕上げるためには、目の形なども考慮しなくてはいけません。
また、目頭や目尻、中央部分で長さや太さを変えることでも、印象を変えることができます。
なりたいイメージを伝えて、アイリストさんと相談しながら選ぶと良いでしょう。