まつげエクステの施術を行う人をアイリストやアイデザイナーと言います。
アイリストは、美容業界に就業されている女性にとって、エステシャンや、ネイルアーティストに並ぶ人気の職業です。
5年・10年前までは、マツエクの認知度もまだまだ低く、職業としても知られていない方も多かったのですが、今は明確でしっかりとした美容法として確立をされ、アイリストという職業も確立されてきました。
アイリストの人気の秘訣は、「人に喜んでもらえる職業」「人気の高い美容法」といった要因の他に、「給与水準やが待遇が美容業界でも高い」といった点なども挙げられます。
福利厚生などの待遇も非常に良いのも特徴です。
理由としては、サロンにとってアイリストが不足している現状もあります。
アイリストとして働くためには、美容師免許を保持していることが条件の為、技術者が常時不足しており、また毎年の美容師試験の合格者にも限りがあるため、サロン数の増加スピードに対してアイリストさんの数が不足しているため、待遇や給与水準も高くなる傾向にあります。
その他にも、手に職を付ける専門職といった側面での人気もあり、美容室からの転職者の声として、「手荒れがない」「遅くまで残っての練習がない」「お客様への実際の施術までの研修期間が短い」といった点も人気となっています。
美容師さんはアシスタントを経て、かなりの年数を経過して初めて施術(カット)へと至ることが多いのですが、未経験のアイリストさんは、研修を経て、1か月〜3か月程度で一般的には実際の施術に入ることができるといわれています。
施術者として活躍をしたい、しっかりと稼げる技術を習得したい、といった方など…、アイリストになるための目的は様々でありますが、美容師免許をお持ちであれば一度は挑戦したくなるのはアイリストという職業ではないでしょうか?
★アイリストの求人情報について
そんな人気のある職業アイリストですが、実際に技術や知識をどこで取得しているのでしょうか?
現在は、90%以上の未経験アイリストさんは未経験も歓迎しているサロンに就業し、技術を身に付けています。
研修時も給与が発生しますので、給与をもらいながら学んで技術を身に付けて、就業する事が可能です。
残りの10%くらいの未経験アイリストさんは、マツエクスクールに通うなどして、まつげエクステに関する技術を身につけています。
まつげエクステでは、持ちの良さやトラブルの少なさなどは、アイリストの技術や知識によって大きく変わります。
正しい知識や高い技術力を身につける事で、確かな技術を提供し、一人前のアイリストとして成長が可能です。
最近のマツエク業界では、未経験のアイリストさんを積極的に雇用しているサロンが大変多く、全体の60%以上は未経験も募集をしています。
技術習得だけの目的での就業はできませんが、しっかりとその先の就業も加味して研修を進めれば、技術や知識を習得しながらスクール費用も払わずに給与をもらいながら学べるため、アイリストになる事への障壁は非常に低くなってきたというのが現状であります。
未経験で就業してからアイリストデビューまでの簡単なプロセスを解説します。
まずは座学において、まつげやマツエクの基礎知識をしっかりと習得する必要はあります。
全てのサロンで座学は対応していないのですが、しっかりと座学から学ぶことは非常に大切です。
理論や構造を理解せずに施術する事は良くないのですが、この点が漏れている研修は実際は多くあります。
続いては人形などを使って、練習を繰り返します。
どの段階で人形の施術に入るかはサロンによってマチマチです。
研修初日からマネキン施術されるサロンもあれば、しっかりと知識を学んでからマネキン施術されるサロンと様々であります。
マネキン施術を終えると、いよいよ実際の人間への施術です。
マネキンと実際の人間への施術は、大きく違うようであります。
実際のお客様への施術となりますが、その前には必ず、人形ではなくて人間でも練習をする必要があります。
いわゆる練習モデル、マツエクモニターとなります。
カットモデルやカットモニターと同様に、マツエクもアイリストさんはモニター施術を経験せずに実際の入客は出来るものではありません。
練習台のモデルとなりますが、対象は知人やサロンの関係者、親族などとなりますが、それでもさらにモニターを探す必要とするケースがあります。
自分で声掛けをすることもありますが、以下のような
マツエクのモニター特集
で呼びかけることも多いです。
以前は街などで知らない方を…、といった事もありましたが、今はまずないでしょう。
原則として、友人や家族、更にはSNSといったWEBを使って集めるのが一般的です。
サロンによってはモデルをすべて用意するサロンも多くなっています。
モニターは、無料のケースがあったり通常の半額以下の破格値で練習台としてのお客様を募集します。
実際にアイリストとしてデビューする前の最後のモデルへの練習です。
数をこなすにつれて、少しずつ正規の価格への近づけていくというやり方も多くあります。
多くのモニター施術を終えた段階で、オーナーや店長から、ある程度の了承を得られば、実際にアイリストとしてデビューをし、お仕事をできることになります。
この期間はそれぞれの方の技術レベルの上達具合だけでなく、サロン自体の合格ラインの高さによっても変わってきます。
技術はそこそこでできるだけ早くデビューさせるサロン、しっかりとした技術が習得するまでデビューさせないサロンと様々であります。
モニター様への施術は大変大事な最終確認事項となります。
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